もう一年が半分以上過ぎてしまいましたね。。。
今年は特に早く感じます。

コロナ禍の中でも宅配買取だったりメール査定だったり、対策をしながらの出張買取をたくさん利用していただき感謝です。

買取りさせていただいた品物の中で久々に痺れるアイテムと出会ったり。と、刺激的に また楽しく仕事させていただいております。

ところでこの「買取り」という仕事、目利きいわば知識が大事であることは言わずもがな かもしれませんが、特に当方のような遺品整理や解体前の荷物処分時、モノが手放されようとしているまさにその現場に出向き、それらのモノの価値判断をする、出張買取りをする人間にとっては、目利きの幅広さが必要不可欠です。

そこにどんなモノがあるか、予想出来ないのですから。もしその場で知識が足らず  知らない、わからない では、そのモノはゴミになってしまう。適正な値段を付けられない。これでは話になりません。

ですので、日々の訓練は欠かせません。調査、勉強はもちろんのこと、

目利き・買取りの仕事は、目でモノを見ることだけでなくって、耳で音を聞く、鼻で空間や品物のにおいを嗅ぐ、手に触れたりして、そのモノの重量や質量、温度を感じ取り、年代や素材を判断します。

特に鼻は重要です 熟練者は、場の匂いを嗅いだだけで、そこに何年くらい前のどんなモノがあるか的確に当てられます。

なので目利きって、意外と、脳を使います。ですから睡眠時間を良く取る、飲み過ぎない、ストレスを溜めないなど、体調管理も大切です。

でも何より大切なのは、それらのモノを持っていた、使っていた方の人柄・人格を感じ取る事だと思っています。所有者ご本人とお話させていただければ一番近道ですが、ご遺品整理時など、それは叶わない時は、その場の空気感や、お持ち物の手入れ具合、趣味のお持ち物のセレクトなどから感じ取ったり。。そうすると、お譲りいただく品物も、大切に思えてくるのですね。

スタッフとか、雇われだったらそんなこと考えていられないでしょうが、折角こうして自分ひとりで好きな仕事を好きなようにやらせて頂いてますので、心の通った仕事をしていきたいものです。