真夏の片付け作業の危険性については記事にしましたが 喉元過ぎれば暑さは忘れて、一年で一番寒い今、今の寒さは辛いですね、、

寒いと感じることは人間の体の反応であって、寒いままでいたら命が危ないよ、と脳がストレス反応を出して、寒さに対応させるように身体に訴えているのです なので寒さから逃れようと、暖を取ったり ホカロンやヒートテック ダウンジャケットを装備します。動物にしても脂肪をつけたり冬毛になったりして対応します。そうしないと生存できないからです

寒いと、鼻水が出てきたりします。これは免疫が働いているのですが、
体温が一度下がると免疫の能力が30%も下がるという研究結果もあるようです そのくらい寒い状況に長時間晒されていると免疫が下がり、ウイルスに感染しやすくなってしまいます
また気温だけでなく この冬の時期は空気が乾燥していることも、ウイルスが伝播しやすい条件の一つです

普通に生活するだけで免疫が下がりやすくストレスとなるこの時期の寒さですが、こんなに寒い時に、たとえばご実家の片付けや遺品整理などの作業をすると、どんな弊害があるでしょうか,
まず古い家は寒いです。ましてや人が住んでない家は、外よりも寒く冷え込んでいます。そして暖房設備も そこにある古いタイプの暖房機器は、しばらく使っていないので正常に動作しない可能性が高いです。試しに使ってみても、動作不良や古い灯油が残っていて一酸化炭素が発生してしまうかも知れず、危険と言えるでしょう。またエアコンの暖房もしばらく使っていないものは カビの温床ですので、しばらく使っていないエアコンをそのまま起動させるのは良くないかもしれません

また古い荷物を整理していくと 長年のホコリやカビ、チリが空気中に舞い、鼻や喉に吸い込まれます そうするとアレルギー反応が起こり、咳やくしゃみが引き起こされます そうして喉や鼻の粘膜が痛みますので、ウイルスを防御できず感染しやすくなります。

これらは私自身が身をもって体験したこの15年ほどの実体験であります

やはりこうした片付け作業は窓を開け放ち、空気を入れ替えて行いたいものですから、真冬ですと窓を開けるのも辛いです もう少し気候が暖かくなる頃が身体に宜しいかと思います。

ご実家の片付けがきっかけで体調を崩すというのは残念ですから 寒い時期は無理せず

養生しましょう