タイトルの1360万円という金額。実は昨年12月に開催された、オンラインオークション『ハンドバッグ✕ハイプ』での、ルイ・ヴィトンとシュプリームのコラボアイテムとなるトランクの落札額なんです。
骨董品・アンティークの世界では、ひとつの品に1千万円、1億円と値が付くのは珍しくはないものの、やはり1360万円のトランクと聞くと単純に興味がわいてきます。そこで今回は、ルイヴィトンのトランクの魅力についてお伝えします。
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ー目次ー
トランクを世に送り出したルイ・ヴィトン
「トランク」とは、旅行用カバンのことです。スーツケースよりサイズは大きく、四隅が角ばっているのが特徴。
「トランクは角ばっているのに、スーツケースはどうして角が丸くなってるの?」
という疑問もわいてきますよね。「ただ安全のためだけなのか?」が気になるところですが・・・それについてはまた近いうちにコラムで取り上げることにします。
話を戻しまして、いわゆる角ばってゴツゴツした印象の写真のような船旅用トランクを世に送り出しのが「ルイ・ヴィトン」なんです。
では、本家本元のルイヴィトンでは、今、どんなトランクが販売されているのでしょうか?
・船旅用の大型サイズのトランクは500万円超
ルイ・ヴトンの公式サイトで、現在「トランク」として取り扱っているのは40品超。サイズも大きなものから小さなものまでありますが、大型の船旅トランクと呼べるサイズになると値段は500万円を超えます。やはり「ルイ・ヴイトン」です。
『ビステン70』
定番のモノグラム柄。サイズは70✕47✕18㎝と旅行用バッグとして一番人気の大きさです。船旅トランクとしては小さめですが、ビステン70の値段が1,001,000円です。
『マル・オー 3つのトレー付き』
ヴィトンで一番大きいトランクでサイズは 110✕69✕61㎝。
サイズだけでなく、値段もBIGな 5,269,000円!!
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ルイ・ヴィトンのトランクが人気な3つの理由
500万円出しても買いたくなるルイヴィトンのトランク。どこにそれほどの人気があるのでしょうか。
1.ルイヴィトンというブランド力
もっとも大きな人気の秘密は、やはり「ルイ・ヴィトン」というブランド力ではないでしょうか。1854年創業の老舗ブランド。ヴィトンファンがよく口にする、「憧れにしてステイタス」という言葉がそのことを物語っています。
2.頑丈で防水・防湿に優れている
ヴィトンのトランクは見た目がおしゃれなだけでなく、生地が頑丈で縫製もしっかりしています。防水・防湿にも優れ、「水に沈めても中の荷物は濡れない」と言われるほど。
あのタイタニック号には、たくさんのヴィトントランクが積み込まれていたそうです。船旅用と考えれば、船が沈まないまでも防水性は重要ですよね。
3.豊富なラインナップ
トランクに分類されるアイテムが40以上あるわけですし、柄も定番の「モノグラム」、ゴージャスな光沢感のある「ヴェルニ」、日本の市松模様からヒントを得た「ダミエ」などがあり、好みや用途に合わせて選んだり、使い分けができる点も魅力です。
・いくつもの柄は模造品対策
「見た目」「実用性・機能性」に優れたヴィトンのトランク。といいますか、トランクだけでなくルイヴィトンの製品が多くの人を魅了する秘密は、デザインだけでなく実用性もあるからなのでしょうね。
ちなみに、定番のモノグラムからダミエ、ヴェルニ、エピなどヴィトンの柄が変わってきたのには、創業当時から数多くの模造品が出回ることへの対策だとも言われています。
正規の価格では買えない人たちにとって、安く手に入る模造品は魅力なのでしょうね。「だって模造品でしょ?」と思われる方もいるでしょうが、それだけ『ルイ・ヴィトン』というブランドに魅力があるという証拠でもあります。
もちろん、コピー商品と知ってて販売するのも違法ですし、商売をするために知ってて輸入するのも違法です。
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