人間国宝の条件とは?今泉今右衛門など骨董品で押さえておきたい作家

「人間国宝ってよく聞くけど、どんな人たちが選ばれるの?」

骨董品の世界では、その作品を高く評価される人間国宝の方たち。でも一体、どんな基準・条件で選ばれるのでしょうか。

ここでは、人間国宝の条件と骨董品で押さえておきたい作家の方たちについてお伝えします。

 
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人間国宝とは高度な「わざ」を体得する人のこと

人間国宝とは、「重要無形文化財の保持者」の通称ですが、歴史・芸術上価値の高い「わざ(技)」のうち、特に高度なわざを体得・体現していると認定された個人または個人の集団のうち、一個人を指す場合に「人間国宝」と呼びます。

・人間国宝の対象は芸能と工芸技術

骨董品の世界では、今泉今右衛門をはじめ上野為二(ためじ)、江戸小紋の小宮康助など工芸品作家が人間国宝としてお馴染みですが、歌舞伎や雅楽、落語や演劇、舞踏なども無形文化財の対象です。

・人間国宝の対象となる芸能
雅楽、能楽、文楽、歌舞伎、組踊、音楽、舞踏、演芸、演劇

・人間国宝の対象となる工芸技術
陶芸、染織、染織(伊勢型紙)、漆芸、金工、金工(刀剣)、人形、木竹工、諸工芸、和紙

・法律に基づき認定される人間国宝

人間国宝は、年に1度、有識者による「専門調査会」が調査・検討した上で、文化審議会の答申に基づき、文部科学大臣が認定しています。

認定されるには、文化財保護法の第71条第2項、つまり法律に基づき文化的価値があると判断されなければならないんです。

人間国宝に認定される条件

では、人間国宝に認定されるには、どのような条件があるのでしょうか。文化庁では以下のように定めています。

「重要無形文化財に指定される芸能を高度に体現できる者または工芸技術を高度に体得している者」
※引用:無形文化財 | 文化庁

・2019年10月現在の人間国宝は117名

そもそも、人間国宝はいつから認定され始めたのでしょうか。

文化保護法が施行されたのが1950年で、法改定により重要無形文化財およびその保持者の認定を始めたのが1955年からになります。

2019年10月現在、人間国宝に認定されている人数は芸能分野が58名工芸技術が59名(重複認定を除く実人員は58名)です。

 
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骨董品で馴染みの人間国宝一覧

出張買取の池屋で買い取った柿右衛門の花瓶

当店で買い取った14代柿右衛門の花瓶

ではでは、具体的に骨董品でお馴染みの人間国宝の方たちをご紹介しましょう。

・陶芸

十三代今泉今右衛門、十四代今泉今右衛門、荒川豊蔵、鈴木藏、十六代福島善三、原清、五代伊藤赤水、井上萬二、加藤孝造、前田昭博、伊勢崎淳、吉田美統、十三代中里太郎右衛門、石黒宗麿、三代徳田八十吉、富本憲吉、十四代酒井田柿右衛門、三代山田常山

・染織

上野為二、森口邦彦、村上良子、三代田畑喜八、木村雨山、平良敏子、土屋順紀、佐々木苑子、鈴田滋人、二塚長生、北村武資、稲垣稔次郎、小宮康助、小宮康正、古賀フミ

・漆芸

室瀬和美、山岸一男、山下義人、中野孝一、北村昭斎、増村紀一郎、前史雄、太田儔、大西勲、小森邦衛

・金工

桂盛仁、大角幸枝、中川衛、奥山峰石、玉川宣夫、大澤光民、三代魚住為楽、山本晃、田口壽恒、初代長野垤志、角谷一圭

・木竹工

須田賢司、勝城蒼鳳、川北良造、藤沼昇、中川清司、灰外達夫、村山明、生野祥雲斎、前田竹房斎、早川尚古斎、秋山逸生

・人形

林駒夫、秋山信子、野口園生、市橋とし子

和食の料理人や杜氏も人間国宝に?

出張買取『池屋』のWebサイトで使用した和食の料理人のフリー素材

そう言えば、人間国宝に和食の料理人日本酒造りの職人なども加えることが検討されているようですね。確かに日本の伝統文化ですから、逆になぜ今まで対象外だったのか、という感じもします。

ちなみに、「人間国宝って英語で何て言うんだろう?」と気になって調べたら、a living national treasure でした。

てっきり「perfect human」かと思いましたが(笑)、人間国宝と呼ばれるまでに至るプロセスとその作品を見れば、まさにパーフェクトヒューマンと呼ぶにふさわしいんじゃないかと思う次第です。

 
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