実家じまいできそうですか?|これだけは確認しておきたいポイント

実家じまいという言葉を知っていますか?実家じまいとは文字通り実家を片づけ処分すること。タレントの松本明子さんの本がベストセラーになるなど、実家じまいが気になる人は多いようです。これからは、多くの人が実家じまいをする時代。たいていの実践書には「親と一緒に」と書いてありますが、親子関係は複雑で、うまく親と意思疎通ができる人ばかりではありません。
この記事では、これから実家じまいが、いっそう多くなりそうな理由と、実家じまいができそうにない人も、これだけは、しておくとよいポイントを解説します。実家じまいが気が重くて放置しているなら、最低限のことだけでも始めてみませんか。

 

ベストセラー1位の実家じまいの本

2022/6/1に出版されたタレントの松本明子さんの実家じまいの本が話題になっています。

実家じまい終わらせました! ――大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方 (単行本) | 松本 明子 |本 | 通販 | Amazon

ワイドショーにも取り上げられてご存知の方も多いのではないでしょうか?

2022年6月26日の時点で、Amazonの本の 売れ筋ランキングで121位。民家・住宅論 の本で1位、家族問題の本で2位となっています。

筆者の松本明子さんの講演会もあるようで、しばらくは話題の本になりそうです。

 

多くの人がそのうち直面する実家じまい

令和3年6月に「国土の長期展望」最終とりまとめが、国土交通省より発表されました。それをみると多くの人が実家じまいをする時代がやってくることが推察されます。

高齢化する日本

日本の人口は2050年になっても1億人を超える予測です。しかし、国民の37%以上が65歳以上になり、15歳以下の子どもは10%と大幅に高齢化するとされています。

 

高齢者は都会に住む

都市圏では高齢者の増加が顕著になっています。このことから地方に住んでいた人が高齢化し、運転できなくなったり、土地を維持することができなくなったりすると、生活しやすい都市圏に出ていることがわかります。

 

地方の人数が少なくなる

また、2050年までに全市町村の3割が、2015年に比べて人口が半減すると予測されています。

これらの市町村にある家の多くは、実家じまいを必要とするでしょう。

 

実家じまいはみんなでする時代

令和2年度の男女共同参画白書によると「女性は子どもができても職業を続けられる方が良い」と女性63.7%、男性58.0%が回答しています。今後も、共稼ぎ世帯は増え、平日に家のことをする働き手は少なくなりそうです。

実家じまいは週末や長期休みに、家族みんなでおこなわなければならないでしょう。

 

実家じまいは親と一緒にと言われるが……

一般的に「実家じまいは親と一緒に」といわれます。その方がスムーズだからです。松本明子さんの本にも、似たようなことが書いてありますが、それができる人がどれだけいるでしょうか?実際に松本明子さんは、できませんでした。

私も、最近実家じまいを終えましたが、親に実家じまいの話はできませんでした。

肉親とのことは難しくなりがちです。距離が近すぎて理屈が通らないし、簡単に縁を切ることもできないからです。他人よりずっと大変になることもあります。上手に話すのが一番。そう思っていても「お前は親の死ぬのを待っているのか!」と怒鳴られることもありそうです。

もし、親と一緒の実家じまいが難しそうなら、親の生前には最低限の確認だけして、親の死後に実家じまいをする心つもりにしておきましょう。

 

親と一緒に実家じまいができそうにない人が、これだけは確認しておきたいポイント

親と一緒に実家じまいができそうにないなら、以下の2つだけは確認しておきたいところです。実家に帰った時や、世間話のついでに聞いておきましょう。兄弟がいるなら、手分けをして情報交換ができたら何よりですね。

  1. 親の取引している金融機関を聞いておく
  2. 地元の知り合いに挨拶しておく

 

1.取引している金融機関を知っておく

取引先の金融機関だけでも聞いておけば、親の死後、除籍謄本などを提示すれば、所有口座の情報を得ることができます。

実家にある通帳や、通知などで取引している金融機関を確認することもできますが、今の時代はネットのみでしか取引のない場合もあります。できれば、直接確認しておきましょう。

引き出しの場所だけでも教えてもらえれば、ずいぶん後が楽になります。

 

2.地元の知り合いに挨拶しておく

実家じまいを、親の死後にするのなら、実家の近所の知り合いに挨拶しておくべきです。親が信頼し、つき合いをしていた人を把握しておくと、子どもには伝えていない親の本音を聞くこともできます。

いざという時に頼れる地元の問い合わせ先を確保しておけば、なにかと、ありがたいでしょう。頼りすぎるのも考えものですが、挨拶しておくに越したことはありません。

 

多くの人が実家じまいをする時代、最低限の準備だけでも始めるべき

これからは、多くの人が実家じまいをする時代になりそうです。たいてい実家じまいの実践書には「親と一緒に」と書いてあります。でも親子関係は複雑で、うまく親と意思疎通ができる人ばかりではありません。

そうであっても、最低限のポイントを2つだけは確認しておきましょう。あとあと、ずいぶん楽になります。

いざ実家じまいをするとなったら、まず丁寧な業者に鑑定してもらいましょう。

「手放すものも大切に扱うこと」は大切なことです。自分が使わないものであっても、安易に廃棄するのでなく、誰かに譲り役に立てるようにしましょう。その方が金銭的にもいいでしょう。

古物・骨董品・中古品の出張買取|池屋美術であれば、一点一点お品を丁寧に見ていきます。丁寧な鑑定から始めれば、実家じまいも満足できるものになるでしょう。