あなたは時間を有効活用できているでしょうか?日本人には時間を有効活用できていないという意識があるようです。時間を有効活用するに、まず探し物を減すことを考えましょう。探し物を少なくすることには、時間を有効活用するエッセンスが詰まっています。
探し物を少なくするためにしたいことは3つあります。この記事ではその方法ご紹介します。人生の時間を有効に活用するために、いまはじめましょう。
ー目次ー
日本人は時間の使い方に不満足
時間がないという人は多いものです。セイコーホールディングスが発表した セイコー時間白書2021 によると、時間管理の自己採点の統計結果をみると日本人は58.5点でした。これは中国の78.4点やアメリカの64.5点と比べて低い数字です。
日本人の自己採点結果をみると、もっと時間を有効に使いたいと思っているようです。
時間を有効に使うためには、まず探し物を少なくすることから
では時間を有効に使うためにはどうしたらいいのでしょうか?このことについては多くの書籍やウエブページでも取り上げられています。が主なものは以下の3つのようです。
- モノや時間を見える化し、必要ないものを手ばなす
- 朝の時間・スキマ時間を有効活用する
- 無駄な時間を極力削る
この原則は必要な項目ですが、少し具体性が足りません。
そこで、ここで時間を有効に使いたい人に提案したいのは、探し物を少なくすることです。探し物を少なくすることは、モノを見える化し必要ないものを手ばなす方法を使い、スキマ時間を作り、無駄な時間を削る行為です。
時間を使うのが苦手と感じる方は、まず探し物の時間を少なくすることから時間の有効利用を実践してみませんか?
探し物は人生の無駄
意外に感じるかもしれませんが、人は探し物にかなりの時間を費やしています。
一日のうち「探し物」に充てている時間は平均13.5分。年間に換算すると54時間です。
インスタグラム公式アカウント「コクヨのぶんぐ」のフォロワーさんを対象に行ったアンケート(※)によると、仕事中何らかの「探し物」に費やしている時間は一日平均「13.5分」。年間に換算すると「54時間」という結果になりました。(※2022年1月、N=484)
実は4年前の2018年にも、ビジネスパーソンが書類を探す時間についての調査を行っており、その時の結果は一日平均「20分」!年間換算で「80時間」というものでした。
コクヨの調査のデータから、睡眠時間を8時間とすれば、1年のうち、2022年の調査では3日以上、2018年の調査では5日間を探し物にあてていることになります。これは「仕事中」の探し物なので、もっと多くの時間が探し物に費やされています。
探し物を少なくすれば、人生を有効活用できますね。
探し物を少なくするためには
探し物を少なくするためには、1.モノを少なくする 2.系統立てて収納する 3.決めた場所に戻す習慣をつけるの3つのステップが有効です。これは、順番におこなってこそ意味があります。
1.モノを少なくする
人の情報処理能力には限界があります。自分が特に大切にしたいと思わないものは手放してしまいましょう。人生は短く、できることは少ないのです。
安易に捨てることを選択しないで、必要な方に使ってもらったり、業者に引き取ってもらったりを考えましょう。大切にできないものであっても、そのほうが今後モノを大切にする姿勢につながります。その方が金銭的にもいいでしょう。
古物・骨董品・中古品の出張買取|池屋美術であれば、一点一点お品を丁寧に見ていきますので、相談してみてはいかがでしょうか。
2.系統立てて収納する
これはいわゆる「整頓」という概念になります。大切なことはモノを少なくしてから実施することです。
なにもかもを収納すると大切でないものも収納することになり、自分の意識に残りません。大切なものだけを収納しましょう。
3.決めた場所に戻す習慣をつける
決められた場所に戻すことで、モノと場所がつながり探し物が少なくなります。
習慣をつけるためには、意識して10日間続けることが有効です。アラームなどを利用して10日間、1日5分だけ決められた場所のモノを元に戻すようにすると、習慣化されます。そうして、管理できる場所を増やせば探し物は確実に少なくなるでしょう。
探し物を少なくして時間を有効活用しよう
日本人は時間を有効活用できていないという意識があるようです。時間を有効活用するには、まず探し物を減すことを考えましょう。
モノを少なくし、系統立てて収納し、決めた場所に戻す習慣をつければ人生は長く使えます。
モノを少なくするときには、誰かに譲る方法を考えるなど丁寧に手放しましょう。古物・骨董品・中古品の出張買取|池屋美術であれば、一点一点お品を丁寧に見ていきます。そのときの鑑定時間はかかりますが、丁寧に手放したことでモノを大切にでき、その後の人生の時間を有効に活用できるでしょう。