「断捨離」という言葉、すっかり定着してしまいましたが、美術品や骨董品を処分する、というのも断捨離のひとつです。
モノを処分すると気持ちもスッキリしますが、実は断捨離はただ単に「モノを捨てる」というだけではないんです。
ー目次ー
断捨離=モノへの執着を捨てること
今回は断捨離をスムーズに進めるやり方の基本についてお伝えしようと思いますが、そのために大切なのが断捨離の意味と目的をきちんと理解すること。
断捨離の提唱者・やましたひでこさんは、その意味と目的について、公式サイトでこんな風に書かれています。
断捨離とは、モノへの執着を捨てることが最大のコンセプトです。モノへの執着を捨てて、身の周りをキレイにするだけでなく、心もストレスから解放されてスッキリする。これが断捨離の目的です。
家の中がスッキリするだけじゃなく、心までスッキリできるなんて、ステキですよね。
断捨離をスムーズに進める6つの基本
それでは、断捨離の基本について見ていきましょう!
1. 一気にやろうとせず少しずつ片付ける
家の中の要らないモノって整理してみるとかなりありますよね。それを必要なモノと不要なモノに分ける作業を、一気にやるのはかなりハードです。
「今日はここだけ」と決めてやったり、「1日1つだけ捨てる」というのでもOK!
家中スッキリ断捨離するためにも、最初は少しずつから挑戦しましょう。
2. 1つずつ確認しながら捨てる
一気にやろうとしてよくあるパターンが、途中で面倒になってよく確認もせずに捨ててしまい、後になって「捨てなきゃ良かったぁ・・・」となること。
人から見たら要らないモノでも、自分にとって大切なモノ、必要なモノは取っておいてよいのです。後悔しないためにも、1つ1つ確認しながら作業を進めていきましょう。
3. 残したモノは「定位置」に置くようにする
必要なモノと不要なモノを分けることができました。でも、せっかく分けた必要なモノを、「普段は使わないから」とまた押し入れなどの奥にしまってしまうのはどうでしょう。
「ハンカチはクローゼットの引き出し」「工具は玄関の棚」「電池はリビングの引き出し」というように定位置を決めるようにしましょう。
4. 断捨離期間はモノを増やさない
断捨離の「断」は、「入ってくるモノを断つ」という意味。つまり、要らないモノは買わない、もらわないようにすることです。
断捨離中は、新たにモノを増やさないようにすることが大切。そのためにも、初めて断捨離する場合は「3日間」「1週間」というように期間を決めるようにしましょう。
5. 「いつか使うかも」というモノは捨てる
もったいないという気持ちからだと思いますが、捨てられない主な理由は「そのうち使うかも」「いつか必要になるかも」という気持ちから。
残念ながら、「いつか」「そのうち」と思っているモノの多くは、不要品として押し入れやクローゼットの中で眠ったまま。「いつか使うかも」と思ったら捨てるようにしましょう。
6. 断捨離が終わった生活をイメージする
ただ漠然と片付けをするより、断捨離した後の生活をイメージすることで、リバウンドを防ぐことにもなります。
「掃除に費やしていた時間で大好きなミステリー小説を読む」「片付けのストレスから解放され子どもたちにも怒らなくなった」など、あなたの理想の暮らしをイメージしましょう。
まずは賞味期限で判断できる冷蔵庫から
いかがでしたか?
断捨離の基本となる6つのポイント。片付けが苦手な人にとっては、「少しずつ片付ける」でいいんだぁ~とホッとしたのではないでしょうか。
「そうは言っても、どこからやればいいのか分からない」
という方の場合、まずは冷蔵庫から始めてみませんか?
やましたひでこさんもおススメしていますが、冷蔵庫の中身の多くには「賞味期限」「消費期限」がありますよね。
必要・不要の基準を、この賞味期限・消費期限で判断すれば迷うことも少なく、断捨離初心者にとって始めやすいのではないでしょうか。
♦出張買取の池屋なら、骨董品だけでなく遺品整理や生前整理のお手伝いもします♦
⇒ 詳しくはこちらでご確認ください。