日本画の画材である岩絵の具には天然の鉱物から製造された貴重なものがあり、使いかけでも買い取り可能なものがあります。「古いから」「使いかけだから」という理由で処分してしまう前に、まず一度ご連絡ください。

日本画を描くのに使う画材道具は中古でも価値がある

日本画の美しさに魅せられて、趣味として自ら絵を描く方は今でも少なからずおられます。その奥深さに引き寄せられ、地道に画材道具を買い揃えておられます。日本画を描くときに使う画材道具は種類も豊富で、本格的にすればするほど、その量は増えていきます。

買い取らせていただくためにご自宅を訪問すると、一部屋を占領してしまうくらいの量になっている状況を見ることがよくあります。

そうした画材道具の中には中古であっても価値のある岩絵の具などが残されている事が多いのですが、残念なことに、引越しや断捨離など荷物を整理されるときに、一度使った古い画材は価値の無いものと考えて処分されてしまうケースがよくあります。

岩絵の具は日本画特有の顔料

日本画の画材道具には刷毛、筆、膠や金泥などがありますが、その中でも瓶やパックに入った岩絵の具には大変貴重なものがあります。

岩絵の具とは自然の鉱物を砕いて作られた日本画特有の顔料のことです。粒子の粗いもののあれば細かいものもあります。歴史は古く、群青(ぐんじょう)・茄子紺(なすこん)などといった、自然界の色を表わす名称ともなっている色もあります。一方、岩絵の具に対し水干絵の具と呼ばれる画材が、日本画材の中に含まれている事が多いのですが、この水干絵の具は別名泥絵の具と言われ、鉱物を原料とするものではなく、岩絵の具と比べると格段にその価値は下がります。個々にラベルが付いていれば簡単に見分ける事ができますが、ラベルの無い場合には、見た目ではその粒子の形状や色合い、比重によって見分けることとなります、。

希少な鉱物から造られるものは非常に高価

岩絵の具は自然の鉱物で造られているので、作ることができる色数が少なく、それ自体が貴重なものです。その貴重なものの中でも、希少な鉱物から造られる岩絵の具はさらに珍重されており、価格もより高価です。

希少な鉱物として挙げられるのは、例えば藍銅鉱(らんどうこう)、孔雀石(くじゃくいし)、辰砂(しんしゃ)など。これらの鉱物から取れる岩絵の具は、大さじ1杯分に当たる15gぐらいの少量でも千円〜数千円単位の小売価格となっています。

ご自宅にある岩絵の具の中には、このような貴重なものが含まれている可能性があります。こうした岩絵の具は特に、高評価にて買い取りが可能です。

岩絵の具には天然と人工があるので注意

自然の鉱物を使った岩絵の具のことを天然岩絵の具と言い、大変貴重なものなのです。しかし、その色数は限られているため、それら自然の鉱物からは取ることのできない色を出すために人工の岩絵の具も造られています。

人工岩絵の具はガラスなどを混ぜて造られます。人工岩絵の具は天然岩絵の具よりも安価で購入でき、流通も多いため、評価は低い傾向にあります。

天然岩絵の具の買い取りポイント

色の種類

1つ目の買い取りポイントは色の種類です。希少な鉱物から取られた色であればあるほど買取価格が高くなります。たとえば、さきほどの藍銅鉱(らんどうこう)から作られる群青色、孔雀石(くじゃくいし)の緑青色、辰砂(しんしゃ)の赤、ラピスラズリ原石から作られる瑠璃色などは貴重であり、買取価格も高くなります。

製造元

2つ目の買い取りポイントは製造元です。有名なメーカーや老舗の店舗によって販売されたもので、状態が良い需要のある色は買い取り価格が高くなります。
有名なところでは、ナカガワ胡粉、喜屋、彩雲堂、金開堂などがあります。

日本画関連の画材道具は買い取り可能なものが多い

日本画関連の画材道具は、天然岩絵の具以外にも買い取り可能なものが多数あります。(筆、刷毛、墨、印材、和紙、表装周りの物など)なども買い取りできます。もしこれらがご不要となり、ご処分をお考えの際には、ぜひ当店の買い取りをご利用ください!

お問い合わせ方法

画材道具のみの単体査定・ご相談は、まずお売りになりたいものを写真に取り、メールに添付して、弊社メールアドレスragandbone01@gmail.comまでお送りください。もしくは「査定、お問い合わせ」のページより画像をお送りください。

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