「実家にある嫁入り道具の処分に困っているんですけど」
モノによっては高価買取が可能です。
ここでは、昔の嫁入り道具の価値や相場、買取についてご説明します。
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内容により大阪や愛知、埼玉、茨城など全国対応も可能です。
ー目次ー
嫁入り道具の定番となる桐のタンス
嫁入り道具とは、結婚生活をスタートする際に花嫁が持参する品物のこと。その意味合いは、「嫁ぎ先で恥ずかしい思いをしないように」「新婚生活で困らないように」といった親心を形にしたもの。
最近は嫁入り道具の内容もずいぶん変わってしまいましたが、昔の嫁入り道具の定番といえば「桐のタンス」と「鏡台(ドレッサー)」。「そう言えば、実家に洋服ダンスと着物を入れる桐のタンスがあった」という方も多いのではないでしょうか。
・衣装箪笥に布団箪笥など種類の多い嫁入り箪笥
タンスといっても色々な種類があります。
・桐のタンスに代表される「衣装箪笥」
・布団や蚊帳などをしまっておく「布団箪笥」
・貴重品や身の回りの小物などを入れておく「手許箪笥」
・台所に置き食器などを入れておく「水屋箪笥」
この他にも、タンスと同じような機能を持つ道具として、衣装を収納しておく小型の「和櫃(わびつ)」、大型の「長持」、動かしやすいように車輪がついた「車長持」があります。今でいう衣装ケースのようなものです。
・耐用年数100年!代々受け継がれる桐のタンス
タンスに桐が使われたのは、断熱性に優れ、水を通しにくいことから衣類を湿気やカビから守ってくれるから。耐用年数も約100年と言われていますので、親から子、子から孫へと受け継いでいける点も、嫁入り道具にふさわしいと言えます。
写真のタンスは、当店で買取らせていただいた松本箪笥です。味のある、良い金具を使っていますよね。松本箪笥も材料は桐です。
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嫁入り道具で価値のあるもの、価値がないもの
タンス以外にも夫婦が使う布団や来客用布団に座布団、喪服や冠婚葬祭用の黒留袖、雛人形などが嫁入り道具と呼ばれていました。
これらの中には高価なモノも多いのですが、最近は布団ではなくベッドで寝る人がほとんどです。備え付けのクローゼットがあり、タンスを必要としないご家庭も多くなっていますよね。
・タンスや鏡台のほとんどは価値が無い
ご両親の愛情が込められた嫁入り道具ですが、気になるのはその価値と相場。いくらぐらいで買取ってもらえるのでしょうか。
定番のタンスや鏡台のような大きな家具ですが、残念ながらほとんどのモノが価値はありません。ただし、松本箪笥や仙台箪笥、鎌倉彫りのような骨董品として価値のある家具であれば、高価買取の対象となります。
・クシやカンザシには価値あるものが多い
では、どんな嫁入り道具なら価値があるのでしょうか?
たとえば、化粧道具や櫛(くし)、簪(かんざし)には価値があるモノが多いんです。花嫁道具として持たせた櫛や簪は、良質のウミガメ(タイマイ)の背甲部分を使ったモノが多いため、価値が高く買取価格も高額になります。
写真の珊瑚の装飾品(アクセサリー)は大正時代位のモノで、当店で買取らせていただいた骨董品です。このような装飾品も、明治・大正生まれの方の嫁入り道具として持参した方も多いのではないでしょうか。
・汚れていても価値はあります
いずれにせよ、ご自身や母、祖母の嫁入り道具が残っている、という場合は当店へお問い合わせください。保管してあるといっても、たいていは汚れていることが多いため、断捨離や引っ越しの際に捨てられてしまうことが多いのです。
価値あるものは、汚れているからといって価値が無くなるわけではありません。嫁入り道具は思入れ深いだけに、処分にお困りであれば当店で新たな使い主さんへの橋渡しをさせていただきます。
大切な品物、少しでも高く買取させていただきます。
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