出張買取の池屋で買い取った水屋箪笥の画像

「おばあちゃんの家にあった箪笥なんて、買取ってもらえるのかな?」
「実家に古ぼけた箪笥があるけど、こんなの価値あるの?」

最近は世界でも日本の家具や着物など「和」テイストなモノが注目を集めていますが、時代物の箪笥(タンス)はそういう意味でも価値があります。買取可能です。

写真のようなタンスを「水屋箪笥」と言いますが、ここでは水屋箪笥にどのような価値があり、相場や買取りするとしたらいくらぐらいになるのか、についてご説明します。
 

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1.水屋箪笥とは

和タンスには、「衣装箪笥」「布団箪笥」「手許箪笥」「水屋箪笥」などがあり、それぞれに違う役割があります。まずは水屋箪笥とは、どのようなタンスなのかについて見ていきましょう。

 水屋箪笥は茶道具を仕舞っておく棚のこと

水屋」は、もともとお茶の世界で使われる言葉で、茶事(正式な茶会)で使用する茶道具を用意したり、使った茶器などを洗う場所のこと。発祥は関西で、主な産地は京都や近江になります。

水屋箪笥とは、水屋で使用する茶道具などを仕舞っておくタンスのことで、
置水屋」とも呼ばれています。上の写真が置水屋です。

 台所で使う食器棚も水屋箪笥

水屋箪笥は茶道具以外にも、台所に置いて食器や台所周りの収納棚としても使われていました。そう言えば、昔はトイレのことを「川屋」、台所のことを「水屋」と呼んでいたんですよね。

なので、

台所=水屋
水屋で使う食器棚=水屋箪笥

というわけです。

こちらの記事も箪笥について書いています。
古い箪笥・骨董箪笥・時代箪笥の価値、買取について

2.水屋箪笥の特徴

次に水屋箪笥には、どのような特徴があるのかをご説明します。

 食料の保存用に網戸が付いている水屋箪笥

時代物の水屋箪笥には、下の右上の写真のように網戸みたいな扉が付いています。引き戸に金網が張ってあり、破けにくくなっているんです。

このツィートの@kageki2019さんは100年以上前の、明治後期から大正時代の近江水屋箪笥を購入されたんですね。

「タンスに網戸?」と思われますよね?
アンティークの水屋箪笥は明治期に作られたものが多いのですが、その頃は当然、冷蔵庫などありませんでした。

なので、食器棚として使っていた水屋箪笥には、金網が張られた「蝿帳(はいちょう)」があり、そこへお茶菓子などの食品を入れていたというわけです。

 水屋箪笥に多い引き戸「舞良戸」

蝿帳と同じく水屋箪笥でよく見かけるのが「舞良戸(まいらど)」です。縦、もしくは横に細い桟を均等に取り付けた引き戸のことを舞良戸と呼んでいます。

水屋箪笥が他のタンスよりも凝った細工を施しているものが多いのには、京都などの町家づくりで通行人からもよく見える場所に水屋があったことから、そこに置かれる水屋箪笥も機能性に加え、見栄えの良さを重視していた、という理由があるからなんです。

 水屋箪笥の大きさは9尺から3尺まで多様

タンスの場合、6尺、4尺と横幅を「尺」で表します。水屋箪笥は横幅が多様で、大きいものだと9尺、小さなものだと3尺になります。

水屋箪笥は6尺サイズをよく見かけますが、1尺は約30㎝なので6尺だと約1.8m=一間です。3尺は約90㎝=半間、9尺だと約2.7m=一間半と箪笥にしては特大サイズ!!ですよね。そんなに大きいと当店では運び出しができないので扱えませんが。。

かなりの大地主か華族のお宅に置いてあったのでしょうか。そもそも、庶民では一間半もの食器棚に入れるほど食器の数もないでしょうし。ちなみに、高さは6尺=約1.8㎝のものがほとんどです。

3.水屋箪笥の価値・相場

では、水屋箪笥の価値・相場について見ていきましょう!

 岩谷堂の水屋箪笥の販売価格は約70万円

例えば起源が18世紀まで遡るほど歴史のある「岩谷堂箪笥」では、現代物の4尺の水屋箪笥でデパートなどで売られている価格は70万円以上します。

歴史が伊達藩の時代まで遡る「仙台箪笥」も同じ位の値段で新作が販売されていて、どちらも大変価値あるものです。

 アンティークな水屋箪笥は価値が高い

最近は、蝿帳や板戸の部分をガラス戸にリメイクして愛用する方も多いようですが、ご実家などで使われていた水屋箪笥。りこぷんさんもTwitterで「大正時代の水屋箪笥が欲しい~」とつぶやいています。

100年の歴史を経て今も存在する時代物の水屋箪笥には、当時の腕のいい職人の「モノづくり」への思いが込められています。アンティークとしての価値が高く、買取が期待できる品物のひとつです。

 市場での相場は2万前後、高いものは10万円台の可能性も

時代や大きさ、品物の状態にもよりますので一概に「いくら!」とは言い難いのですが、人気のあるタイプのもので状態が良ければ、古物市場での価格は2万円~前後が相場です。

一昔前はアンティークの水屋箪笥になると数十万円で売買されていた時代もありましたが、今はそんなに高くなることはないでしょう。例えば、現在は伐採を禁じられている屋久杉を使った3尺の水屋箪笥で約20万円、明治期の6尺近江水屋箪笥で40万円以上になっていた時期もありました。良い時代でしたね。このように、古物というものには絶対的な相場というものはありませんので、その時その時の状況で買い取れる金額も変わります。

つくづく、投資には向いていないアイテムですね。

*出張買取の『池屋』なら、水屋箪笥の価値を最大限に評価し買取りさせていただきます。ただし、一人で運び出しができる範囲内の大きさ、重さ、搬出条件があります。お問い合わせください。

当店の特徴についてはコチラをご覧ください。

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4.買取可能かの判断はプロにお任せを!

出張買取の池屋で買い取った火鉢や如雨露の画像

当店で買い取った時代物の火鉢や如雨露

 出張買取に伺うとよくあるパターンです。

桐のタンスやガラスケースに入った五月人形や雛人形などはキチンと取っておくものの、写真のような品物はガラクタ扱いされてゴミとして処分されそうになっているのです。

 ゴミだと思った物に価値があることも

残念ながら、桐のタンスや五月人形などはよほど状態が良く、時代物でない限り買取りの対象外になってしまいます。

ところが、ゴミとして処分されそうになっていた、写真の火鉢や如雨露(じょうろ)などの時代物のほうは充分買取りできる品物ばかり・・・。

くれぐれも、「売れる」「売れない」の判断はプロである私たちにお任せください。埃がかぶっていたり、多少汚れていても大丈夫です。

大切な品物、少しでも高く買取させていただきます。

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