「中国土産が人気上昇中」。最近では、ちょっと昔の中国土産が高く評価され高価で取引されている物もあります。
自分のおじいさんやお父さん世代が現役時代、1960年代~70年代などに仕事などで中国に赴いた際に現地で買って持ち帰ってきたお土産や、当時取引のあった中国の方からの贈り物などがございませんか。または、ご自身がお若い頃に、中国で購入したものや中国から輸入されたものを購入した品物がございませんか?
それらは骨董品や美術品と言えるほどの品物ではないかもしれませんが、それでも今では価値のあるものかもしれません。
ー目次ー
中国土産が人気の理由
2007年に、中国政府による規制が行われ、歴史的価値・文化的価値のある骨董品や美術品などの海外持ち出しが禁止されました。
「中国の文化財の海外持ち出し」に関するご注意(07.06.25)
1、6月5日、中国国家文物局は、中国の文化財の海外持ち出しに関する新しい基準を施行することを発表しました。
(1)新しい基準によると、1911年以前(1911年を含む)に生産、制作された文化財は、全て海外持ち出しが禁止されました。
(2)歴史的、芸術的、科学的価値を有する文化財で、1949年以前(1949年を含む)に生産、制作された文化財については、原則として海外持ち出しが禁止されました。
(3)少数民族の代表的な文化財で、1966年以前(1966年を含む)に生産、制作された文化財は、海外持ち出しが禁止されました。
(引用元:https://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/joho070625-2_j.htm)
また、中国から海外に流出した骨董品を買い戻す動きも富裕層を中心に起きています。
こうした背景事情のため、中国から日本に入ってきた美術品や骨董品の価値が上昇しています。
高価な中国骨董でなくても高評価なものがある
多くの場合、どの年代のものに高いプレミアが付くかというと、第二次世界大戦以前に、中国で買われたお土産や中国から入ってきた品物です。中国陶器や陶磁器、絵画や書画、家具、日用品などがそうです。
しかし、そのような稀少なものでなければいけ買取にならないないということはありません。今から40年くらい前に中国で買ってきた土産物の花瓶などの陶器や置物などが家のどこかに眠っていて、その価値は意外と高い可能性もあります。
ブーム、流行り廃りということ
それほど古くないが高価になる中国の品物といえば中国切手があり、当時記念品として中国で購入し日本に持ち帰った方は多く、切手帖の中にその当時の物が紛れ込んでいることも多くあります。
有名なものとして、背景が赤色で中心に猿が描かれている「赤猿」といわれる切手があります。これは1980年と、年代は比較的新しいものですが、中国で始めて発行された年賀切手です。そのため、価値が高く、状態が良いものであれば、一昔前なら1枚でも10万円以上で買い取られることがありました。
ほかにも、毛沢東が肖像として使われているもの、パンダや牡丹など動物や植物をモチーフにしたものもあります。
このような中国切手は一時は盛り上がりを見せていましたが、やはりブームというものは一定の盛り上がりを経た後には落ち着くもので、数年前に比べると今の相場は低調であり、このような現象は全ての品物においても起き得ることであり、手放す際にはそのタイミングを考えることは重要です。そしてその市場動向に精通し、売るべきタイミングを逐一チェックできる環境にいるのが当店のような業者なのです。
自分で調べるだけでなくプロの見解を聞くことが大事
人気の高い中国品はごく近年に製造されている贋作も少なくないため、素人の目では判別が付かないことがあります。また、それをどこでどのように売却すればよいのか、といったことはネットで検索しても知ることのできる情報はごく限られており、具体的に知ることはできません。売却するにしても、その価値を知りたいときにも、やはりその道のプロに意見を聞くことが必要です。価値が気になるときは複数の信頼できるプロに見てもらい、コメントを聞くのが良い方法と言えます。
池屋美術は中国土産の買取に自信あり
弊社は、これまでにも中国から持ち帰られてきた多くの中国土産を買い取らせていただきました。そうした経験に加えて、最新の中古買取の動向に精通しているため、お客様にご満足いただける査定価格をご提示することができます。
査定は無料、出張費も無料で対応させていただいております。
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