「部屋の模様替えをしたんだけど、要らなくなった北欧家具って買取ってもらえるの?」
「アクタスで買ったソファ、いくらぐらいで売れるのかな?」
ズバリッ! 買取、可能です。
今、女性に大人気の北欧家具。インスタでも北欧風雑貨やインテリアが注目を集めていますので、モノによっては高価買取の可能性もあります。ここでは、北欧家具や北欧雑貨の価値・相場・買取についてお伝えします。まずは北欧について見てみましょう!
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*北欧家具・雑貨の買取なら当店へお任せください。
*出張買取の『池屋』では、他業者がわからない品物、扱わない品物も調査し、査定いたします。
ー目次ー
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1.『アナと雪の女王』の舞台も北欧
北欧はヨーロッパの北部に位置する寒い地域。デンマークやフィンランド、スウェーデンにノルウェー、アイスランドも加えて5カ国を指して「北欧」と呼んでいます。まずは北欧について少し見てみましょう。
・北欧と言えばオーロラとフィヨルド、アナ雪
北欧と言えば、オーロラとフィヨルドが有名ですが、日本で大ヒットとなったディズニー映画『アナと雪の女王』の舞台が北欧のノルウェーなんです。
オーロラは皆さんご存知だと思いますが、フィヨルドとは氷河の浸食により形成された複雑な地形の入り江のこと。ノルウェーのガイランゲル、ネーロイ・フィヨルドは世界遺産に登録されているほどの絶景で、北欧の観光スポットとしても人気です。
・冬はマイナス15℃、夏は白夜の北欧
北欧は寒い冬のイメージが強く、サンタクロース発祥の国・フィンランドでは、12月~3月にかけて気温はマイナス15℃近くまで下がります。
一方、夏は日照時間が長く1日中太陽が沈まない「白夜」と呼ばれる現象が見られるのも北欧ならでは。この時期は、夜遅くになっても散歩をする人や戸外で食事をしたり、思い思いに明るい夜を楽しみます。
2.北欧家具の魅力と特徴
次に北欧家具・インテリアの魅力と特徴についてです。北欧家具の魅力は、何と言っても温かみがあり、長く愛用できるシンプルで飽きのこないデザインではないでしょうか。
・北欧家具の基本はナチュラル感
北欧家具の大きな特徴は、木の温もりを感じさせてくれるナチュラル感が基本です。長く厳しい北欧の冬は、昼間が短く夜が長いため部屋の中はどうしても薄暗くなりがち。
そこで、テーブルや食器棚、サイドボードなどウッディなアイテムを取り入れることで、明るく温かみのある雰囲気づくりをします。ソファも座る部分は布製や革製であっても、木製のフレームを使っているのもが多いのです。
・シンプルで洗練されたデザイン
北欧の国民性は、質素な暮らしを好み、家具やインテリアも使い込むほどの愛着のわくモノを購入します。デザインはシンプルですが洗練されていて、使い心地も良く機能性にも優れています。
北欧家具の椅子に代表されるように、そのフォルムは曲線を描き身体にフィットするよう考えられています。「曲げ木」といって、熱を木材に加えて徐々に緩やかなカーブをつけていく作業により、北欧家具の曲線美が作り出されるのです。
・北欧家具に欠かせない照明器具
北欧のインテリアと言えば、照明器具も欠かすことができないアイテムです。日本の照明は明るさを求めるものが多いのですが、北欧の照明に対する考え方はまったく違います。
北欧の照明器具は、ペンダントにしろスタンドタイプにしろ、まるで芸術作品のように斬新で大胆なデザインのものばかり。それは「明るく照らす」ことよりも、灯りにより浮かび上がる「光と影」を楽しむことに重点を置いているからなんです。
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3.北欧家具・雑貨の価値と相場
それでは、北欧家具や雑貨の価値と相場、買取についてご説明します。写真の照明器具は、鎌倉のお客様から買取らせていただいたルイスポールセンの『PH5』です。“近代照明の父”とも呼ばれたポール・ヘニングセンがデザインした代表作になります。この製品はロングセラーで現在でも製造されていますが、こちらは1970年代からヤマギワ社が日本で販売していたビンテージのものです。
そして奥の方にはFog & Morup社製のSemi/セミ ランプが見えますね、こちらもヤマギワのシールがあり、当時の物とわかります。
↓そしてこちらは解体される古家から救出してきました、デンマークNordisk Solar社の照明です。やはり1970年代にヤマギワで購入した物でしょう。この製品は流通数も少なく、デンマーク国内でも見つからない貴重な逸品であり、相場も高騰しています。
大手の買取業者が入った後でしたが、この名作は見向きもされず残されていました。
あとは解体される直前のタイミングでしたので、間一髪でした。
有名作家、人気作家の作品やブランド品は、どの国の品物であっても価値があり、買取価格も高くなる傾向にあります。では、北欧ではどのような作家、ブランドが人気なのでしょうか。
・北欧が生み出した数多くの人気家具作家
デンマークを筆頭に、北欧は数多くの人気家具作家を輩出している地域です。以下の作家たちの作品であれば高価買取が可能です。
・ポール・ケアホルム
・アルネ・ヤコブセン
・ポール・ヘニングセン
・アルヴァ・アアルト
・ヴェルナー・パントン
・ハンス・J・ウェグナー
・ボーエ・モーエンセン
・フィン・ユール
・アッキーレ・カスティリオーニ
他にも、カイ・クリスチャンセン、ニールス・O・モラー、ヨハネス・アンダーセン、イルマリ・タピオヴァーラ、ナナ・ディッツエルなどの作家作品も人気があり、高く買取ってもらえる可能性があります。
・買取価格が高くなる北欧の人気ブランド
日本で知名度が最も高い北欧ブランドが「IKEA(イケア)」ではないでしょうか。スタイリッシュなのはもちろんのこと、人気の秘密はリーズナブルな価格です。
ただし、イケアの場合、もともとの値段が安いため他の北欧ブランドに比べると買取価格は安くなります。高価買取が期待できるのは、以下のようなブランドの家具や雑貨です。
・アイラーセン(eilersen)
・アルテック(artek)
・カールハンセン&サン(Carl Hansen&Son)
・ボーコンセプト(Bo Concept)
・マリメッコ(marimekko)
・フレデリシア ファーニチャー(Fredericia Furniture)
・ヴィトラ(vitra)
・ルイスポールセン(louis poulsen)
他にもムート、ゲタマ、イノベーター、ニカリ、イエリアーダ、グドメ、ケベ、リードモブラー、ヤシネス、キタニ、ワンコレクション、PPモブラー、ベルグファニチャー、エリック・ヨーゲンセン、エコーネス、デューロン、ジェイエルムラー、フリッツ・ハンセン、スウェデッセなどのブランド物であれば、高く買取ってもらえる可能性があります。
アンティークな北欧家具は高価買取の対象
北欧家具の中でも、アルヴァ・アアルトなどのビッグネームな巨匠たちが生み出した作品は、特に価値があります。最近は復刻版が販売されているものもありますが、オリジナルであれば買取価格はより高くなります。
気を付けたいのが、こういった巨匠の代表作的な椅子などはその人気のため、「リプロダクト製品」「ジェネリック製品」と言われる、デザインを模倣したコピー商品も数多く存在する事です。デザインの権利、意匠権といわれる権利には有効期間があり、その期限が終了した意匠、デザインをコピーすることは違法なことではありませんが、家具好きな人々は製品のオリジナル性に価値を見出すものですから、リプロダクトやジェネリックは嫌われる傾向があります。
そうしたリプロダクト製品は、見た目は巨匠の代表作ですが、安価な大量生産品であり、高価買取は不可能です。
オリジナルとそうでないもの。それを見分けるのには、やはり実地の経験値が必要です。
≪有名、人気の椅子一例≫
・アルヴァ・アアルト 『スツール60』『チェア69』『チェア400』
・ハンス・J・ウェグナー 『Yチェア』『CH24』『GE290』『FH-4283』『PP-501』
・ボーエ・モーエンセン 『BMO949P』『J39』『スパニッシュチェア』
・アルネ・ヤコブセン 『アントチェア』『ドロップチェア』『エッグチェア』
・ポール・ケアホルム 『PK61』『PK22』『PK-9』『PK31』
・フィン・ユール 『No.45』『BO-59』『NV-5』『NV-44』
↓当店が買取りさせていただいたウェグナーの椅子、通称Yチェアのオーク材バージョン。
こちらは状態もバッチリでしたので一脚3万円で買取りさせていただきました。
当店の特徴についてはコチラをご覧ください。
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4.北欧家具や雑貨なら出張買取の『池屋』へ
こちらの写真は、世田谷区のお客様から買取らせていただいた北欧雑貨です。出張買取の『池屋』では、ソファーやテーブル、チェストのような家具以外にも、このような北欧雑貨も積極的に買取中。ご自宅やご実家を片付ける際、北欧家具や雑貨がございましたら当店へご一報ください。
大切な品物、少しでも高く買取させていただきます。
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