解体業者様からご連絡をいただき、買い取りにお伺いしました。

「解体現場に家財など残置物が残されており、撤去するのでその前に何か買取り出来るものがあれば…」

というケースのお問い合わせです。

このようなケースだと、長年空き家で放置されていたり、大量の荷物が積み重なっていて、どこから手をつけていけばいいのか、そもそも売れるようなものがあるとは思えない。何がなんだかわからない状態の現場が多いです。

しかし、そんな状況から「売れるもの」を残らずピックアップするのが買取屋の仕事です。力量の差はあるでしょう。それは場数を踏んだ経験値がモノを言います。経験値が低いと何がなんだか分からずに価値あるものを見過ごしてしまうでしょう。または分からないから、といっていちいちスマホでググっていたら何日もかかってしまうでしょう。ちんたらとやっていたら、現場の方々に迷惑をかけてしまいます。

私は、解体現場の仕事の時に1番気をつけているのは「現場に迷惑をかけない」こと。例えば車の配置。親方に確認せずに勝手に車を横付けすることなどはもってのほかです。そして、施主や関係者、現場の方々のご都合をいつも念頭に置き、臨機応変に作業します。大切なのは自分のその時だけの利益ではなく、現場を取り仕切る親方さま、社長さまの利益を優先することだと思っています。

そんな感じでやらせていただいてますが、嬉しいことには職人さんたちの横のつながりで、私のことを紹介していただいてること。ある日突然、面識の無い親方さんから「前の会社の社長から聞いたんだけど現場来れる？」と連絡いただいたり。

当店は、一人で細々やってますし、大きくやっている買い取り会社がやっているように、仕事を回してもらうために解体業者さんや不動産業者さんの社長さんや営業マンに現金の賄賂を送ったりピンクなお店の接待をしたり、そういうやり方はなんか嫌だしキリがないので出来ませんが、肝心の仕事の方はきっちりやらせていただきます。

解体現場 残置物 現金化

詳しくは こちらから

買い取れる量が多ければその分、廃棄処分代が安くなりますし、臨時収入にもなり、我々も商売させていただく事で国の税収増にも繋がる。またリサイクルにより、環境にも大きな貢献にもなる。

解体前に買取り。これが浸透していって、基本になれば良い世の中になること間違いありませんね。