今年はコロナ禍で骨董市やフリマが2月ごろから軒並み中止。6月に入ってようやく、神社境内など行政の立ち入れないところなどでは再開されてきたようですがやはり行政との絡みで会場を借りてやっているような規模の大きな市はまだまだ再開の兆しが見えません。またフリマも、ほとんど公共の施設を借りて開催していることですし、フリーマケットの趣旨というのは一般市民が営利目的でなく家庭内の不用品をリサイクルするための場の提供というものですので、業者の収入のためにやっているわけではなく、それこそ不要不急なので再開はいつになることやら。私も以前はそうした骨董市などに出て商売をしていましたが、買取専門でやっていけるようになってからは足が遠のいていましたが懐かしいですね。
露店商売。大体毎週末、土日はどこかの骨董市やフリマに出て販売するわけですがどのくらいの収入なのでしょうか。こればっかりはそれぞれ、としか言いようがないですが 自分がやっていた時だと解体現場などで仕入れたいわゆる「ウブい」荷物を持って行ってましたので同業者が仕入れに買っていき、ほとんど朝の1、2時間以内に売り切れて、昼頃までには片付けていました。いつも軽自動車ワンボックス半分くらいの量でしたが、それで一回の出店で多い時は15万円とか。少ない時は7、8万円とか。現金収入があるわけです。
仕入れ金額や出店費用もありますが大体ひと月4、5回出店すると、まあちょうどアパート代や各種支払いができて、仕事終わりにちょっと焼き鳥屋なんかで一杯できるかな、という暮らしができていました。