朝暗いうちに会場に到着し、出店場所に荷物下ろして、冬場なんて結構辛い時もありましたが

自分が仕入れた荷物が喜ばれてどんどん売れていくのに従って、ポーチの中の現金(ほとんど千円札や小銭)が厚み重みを増して行くあの喜びは忘れられません。終わってから車内で勘定するのが何より楽しかった。あれはクセになります、

露店商売。

決意することがなかったら、そんな感じで、今でも続けていたかもしれません。でも自分はやっぱり「骨董市の人」ではなくて「買い出し人」一本で挑戦していきたかった。男のロマン的なノリですね。大間のマグロ漁師みたいな感じに憧れてたんでしょうか。笑

毎週土日露店出て手取り早く収入得ることに慣れてしまってそれが生活となってしまうと、なかなかそのリズムから抜け出せません。あえて露店での現金収入とある種の気持ち良さ?を絶って、買い取りに注力し、今までのように露店で適当な値付けで捌くのではなく、プロ中のプロともいうべき大先輩方が仕入れに集う、業者市場に荷物を出す流れにシフトチェンジすることができました。

露店は日本が誇るべき文化です。また いろんな方と出会えて、お話ししたり。対面販売ならではの楽しさがありますので、いつかまた出店したいと思っています。老後の小遣い稼ぎ、楽しみに取っておこうかな。