相続した財産は放置しないで!|売却が早い方いい理由とは?

相続した財産を売却するなら、早い時期がおすすめです。特に土地の売却は、すぐに手をつけてください。それには、ちゃんと理由があります。この記事では、相続財産を売却するなら早い方がいい理由と、売却するときの注意点をご紹介します。

 

相続財産を放置すれば、余計な費用がかかる

遺産相続をうけて、ほっと一息。

ちょっと待ってください!そのままにしておくと相続した財産が、あなたの財産を食いつぶしていくかもしれません。

相続したものは、保有しているだけでさまざまなコストが発生したり、価値が下がったりする可能性があります。

 

不動産や土地は維持費がかかる

不動産にかかる費用の代表的なものとして、固定資産税があります。

特例や自治体によって違いがありますが、固定資産税は一般的に不動産評価額の1.4%が、毎年課税されます。

単純計算で、毎年1.4%ずつ資産が減っていくことになります。

また、建物にかける保険料も毎年必要です。マンションであれば維持管理費や修繕積立金が発生しますし、一軒家であれば、外壁や屋根の塗り替え、修繕、植木の手入れが発生します。

誰も使用する予定がないのであれば、毎年返済の必要な負債を相続したのとおなじこと。

有効活用を考えるか、使う予定がない不動産は早々に売却することをおすすめします。

骨董品も保管が悪ければ、価値がさがる

また骨董品も、放置したままであれば、宝の持ち腐れです。保管方法によっては、状態が悪くなるかもしれません。紙製品にはカビが生えたり、シミができたりしますし、金属製のものには錆ができるでしょう。

もともと高価なものを相続しても、価値がさがっては元も子もありません。

不動産相続後の早期売却で受けられる優遇措置

不動産相続を受けた方に早期の売却をおすすめします。その理由は、取得費加算の特例と空き家の3,000万円特別控除です。これら2つの制度について詳細に説明します。

① 取得費加算

取得費加算とは、相続した土地、建物、株式などの財産を譲渡した場合に、相続後3年以内であれば、相続税を含めて費用として計算できる特例です。相続後3年以内に売却した財産について適用されます。

この特例は譲渡所得のみに適用がある特例ですので、株式などを譲渡して得た事業所得と雑所得については、適用になりません。

相続した財産を取得、譲渡した場合、所得税がかかりますが、所得税は、譲渡所得に対して発生します。

譲渡所得  = 譲渡した金額 - (取得にかかった費用 + 譲渡にかかった費用)

この特例の場合、

譲渡所得  = 譲渡した金額 - ( 取得にかかった費用 + 譲渡にかかった費用 + 相続税の一定金額 )

となり、譲渡所得を少なくでき、所得税も少なくなります。

取得費加算で注意すること

この特例は、相続開始のあった日の翌日から相続税の申告期限の翌日以後3年を経過する日までに譲渡している場合に受けることができます。

この特例の適用は、一定の書類を添えて確定申告によっておこなわれます。

土地の売却は、売り出してから売却できるまで時間がかかることが多いので、相続した土地を3年以内に売却できるように、早めに行動することが大切です。

参考:国税庁HP No.3267 相続財産を譲渡した場合の取得費の特例

 

② 空き家の3,000万円特別控除

家を相続し、その家に住む人がいなければ、空き家の3,000万円特別控除が使えるかもしれません。

空き家の3,000万円特別控除は、居住用財産(空き家)を売った時に受けられます。居住者が死亡して、空き家になった家屋や土地を売却した場合、譲渡した所得から最高3,000万円までが控除できます。

不動産の利益から、3,000万円を減らせるので大きな節税になります。

この特例には要件があります。主なものは以下の通りです。もっと細かいルールもあるので、受けようするときは、税務署に相談するとよいでしょう。

  • 特例の対象となる住居に相続の直前に亡くなった方が居住していたこと
  • 昭和56年5月31日以前に建築されたこと
  • 区分所有建物登記がされている建物でないこと
  • 相続の開始の直前において亡くなった方以外が居住をしていなかったこと
  • 平成28年4月1日から令和5年12月31日までの間の売却であること
  • 相続の開始があった日から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売却されること

参考:国税庁HP No.3306 被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例

 

相続財産を早期に売却する際に注意すること

相続財産を売却するなら、まずは信頼できる業者を選定することです。

不動産にしても骨董にしても、業者のほうが知識が多いのは当たり前ですが、言いなりになる必要はありません。いまは、インターネットでなんでも検索できる時代です。複数の業者を比較して選びましょう。

不動産であれば比較サイトも豊富ですので、一度確認するほうが安心でしょう。

骨董を売却するのであれば大切にしたいのは、丁寧さ。故人が大切にされていたものを、雑に扱わない業者を選びましょう。

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出張買取中の様子

出張買取中の様子です 

相続財産は相続して終わりでなく、今後どうするかを決める必要があります。売却するのであれば、早い方がおすすめです。不動産の早期売却は余計な維持費も必要ありませんし、税制上の優遇措置も受けられます。

骨董品についても、自分に必要ないのであれば、状態のよいうちに売却を検討しましょう。

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