出張買取の池屋で買い取った蒔絵万年筆

「年末に部屋の大掃除をしたら、机の引き出しの奥から万年筆が出てきたんだけど、今じゃ使わないしねぇ。これって買い取ってもらえるの?」

筆記用具として実際に使わなくても、万年筆のコレクターさんがいらっしゃいますので、品物によっては高価買取も可能です。

では、万年筆の価値や相場、買取りについて詳しくご説明しましょう。

査定の依頼やお問い合わせはコチラから

*対応エリアはコチラからご確認ください。
内容により全国対応も可能です。

ー目次ー

コレクターから人気を集め、高額になる高級万年筆も

冒頭の写真の万年筆は、以前に当店で買取らせていただいたPILOT(パイロット)製の高級蒔絵万年筆です。

本当に美しいですよねぇ。
観賞用としてコレクターの方が集めたくなる気持ちがわかります。

このような蒔絵の万年筆は世界中に多く存在する万年筆コレクターの間でも人気が高く、パイロット社率いる創業者、並木良輔氏が昭和初期頃、イギリス「ダンヒル社」と販売店契約を結び、ヨーロッパやアメリカ向けに販売していた、いわゆる「ダンヒル・ナミキ」時代の蒔絵万年筆は世界中のコレクターにとって垂涎の逸品です。

・日本独自の漆工芸を施した蒔絵万年筆

「蒔絵」は、漆工芸の技法のひとつで、漆で描いた模様が乾かないうちに、金粉や色粉などを蒔いて装飾する日本独自の技法。

奈良時代から平安時代にかけて、盛んに用いられるようになった漆工芸の代表的な技法ともいわれています。

使い込むほどに手にしっとりとなじんでくるだけでなく、ペン先にもこだわっていますので書き味も抜群!

父から息子、孫へと代々受け継がれていく万年筆もあるといいますが、まさにこうした高級万年筆がそうなのかもしれませんね。

・年代の古いもの、有名作家の万年筆は高額買取りの傾向

職人さんが1本1本、丹精込めて作り上げた万年筆。
時代物で、有名な作家の手がけた万年筆であれば、市場価値も高く、査定金額にも期待ができます。

先述したダンヒル時代の万年筆や、同じくパイロット社創業者の並木氏が立ち上げた「國光会」の万年筆も価値が高いですが、本場である海外製の万年筆の世界も非常に深いものがあり、いくら万年筆が好きであっても、とても一朝一夕で全ての情報を網羅することなどできないと思われます。。

 

高く買取ってもらえる万年筆メーカー、作家

万年筆の写真

ご自宅やご実家で眠っている万年筆も高く買取ってもらえる可能性があります

では、どんな万年筆なら高く買取ってもらえるのか、万年筆の買取相場、買取価格の一例を具体的に見ていきましょう!

・モンブランやペリカン、カルティエなど

高額買取りが期待できるメーカーでいうと、以下のような万年筆メーカーになります。

・モンブラン MONTBLANC
・ペリカン Pelikan
・アウロラ AURORA
・ファーバーカステル FABER-CASTELL
・エス・ティー・デュポン S.T.Dupont
・デルタ DELTA
・ラミー LAMY
・ウォーターマン UATERMAN
・クロス CROSS
・シェーファー SHEAFFER
・プラチナ PLATINUM
・パイロット PILOT

その他にも、セーラー(SAILOR)、モンテベルデ(MONTEVERDE)、中屋万年筆、マーレン(MARLEN)、ビスコンティ(VISCONTI)などがあります。

カルティエやルイヴィトン、ティファニーなどのブランド物の万年筆も人気です。

そういえば、2~3年前だったかに『空前の万年筆ブーム』があり、「万年筆でカラーインクを使って書く」というのが人気にもなりましたよねぇ。

・人気作家シリーズや松田権六作の万年筆

どの買取業者でも査定で高い値段がつくメーカーがモンブランですが、その中でも高額なのが人気の作家シリーズです。

たとえば・・・

・アガサ・クリスティー バーメイル・・・12万円~15万円
・ヘミングウェイ・・・16万円~18万円
・インペリアル・ドラゴン リミテッドエディション888・・・25万円~30万円

蒔絵の作家では天才蒔絵師といわれ、後に人間国宝となった松田権六・作の万年筆であれば、かなりの高額がつきます。

他にも、加賀蒔絵作家の大下香仙、田村一舟などが人気です。

これら人気作家のモノであれば高額ですが、装飾のないシンプルな万年筆でも、セルロイド製のモノなどはアンティーク、骨董品として価値があります。

お片付けの際に万年筆が出てきたら、是非、当店へご連絡ください。

>>無料査定のご依頼はコチラまで

汚れていてもペン先がなくても買取ります!

出張買取の池屋で買い取った万年筆や貴金属など

当店で買い取った万年筆や貴金属、金製品

こちらの写真は、当店で買取らせていただいた品々です。
古い貴金属や金製品と一緒に万年筆もありました。

こうした品物は、骨董屋にとっては価値あるモノでも、すべての品物が大事に保管されているわけではありません。

「あれ?こんなモノあったっけ?」

とご本人も忘れていたり、価値をご存知なかった・・・ということで、とんでもないところに置いてあったりすることも多いのです。

ですので、ご自宅やご実家でモノを整理される場合、当店にご連絡いただければ、ひとつひとつ丁寧に拝見させていただきます。

もちろん、「汚れているから」「ホコリだらけだから」といったことは気になさらなくて大丈夫です。

・万年筆以外のモノも一緒に買取可能

買取業者として、大阪の梅田や銀座にも店舗のある『おたからや』の他にも『コメ兵』『KINGDAM NOTE(キングダムノート)』などが有名ですが、当店は人件費やテナント費など、苦しい固定費を抑えている分、買取価格では負けないと思います。

万年筆以外にもご自宅やご実家で眠っている、昭和初期のレトロなおもちゃや大正時代の家具、年代物の鉄瓶や茶道具、掛け軸など、併せて買取りさせていただきます。

汚れていても、埃をかぶっていても大丈夫です。
買取価格に変わりはありませんのでご安心ください。

「ペン先がない」「名前が入っている」「インクがない」からとあきらめないでください。当店では、このような万年筆でも買取可能です。

大切な品物、少しでも高く買取させていただきます。
出張買取「池屋」の特徴についてはコチラをご覧ください。

査定の依頼やお問い合わせはコチラから