仏具のフリー素材

「実家の仏壇を引き取ることになったけど狭くて置けない」
「仕事が忙しくて仏壇の面倒が見られない」

理由はそれぞれですが、最近は仏壇や仏具を処分してしまう方が増えていますが、仏具によっては一組10万円近くで買取が可能です。ここでは仏具にどのような価値があり、相場や買取りするとしたらいくらぐらいになるのかについてご説明します。

仏具の種類

まず初めに、仏具にはどんな種類があるのかについて見ていきましょう!
仏具とは、仏様を供養するための道具のことですが、大きく分けると日常での供養に使う種類と、法事など特別な日に使う仏具があります。

日常の供養で使う基本仏具

日常の供養で使う基本的な仏具を「三具足(みつぐそく)」と呼びます。

  1. 花立(はなたて)・・・花を飾る花瓶のこと。
  2. 香炉(こうろ)・・・お線香を立てる器のこと。
  3. 火立(ひたて)・・・ロウソク立てのこと。「灯明立(とうみょうたて)」「燭台(しょくだい)」とも呼ばれます。

≪その他の日常的な供養で使う仏具≫

その他、日常的な供養で使うための仏具には以下のような種類があります。ただし、宗派により違いがあります。

  • リン・・・どの宗派においても重要な仏具で「おりん」とも呼ばれます。
  • 仏飯器(ぶっぱんき)・・・ご飯を盛る器で別名「仏器(ぶっき)」。
  • 茶湯器(ちゃとうき)・・・お茶や水を供える器で別名「湯茶器(ゆちゃき)」「湯呑(ゆのみ)」。
  • 仏器膳(ぶっきぜん)・・・仏飯器、茶湯器をのせるお膳で別名「仏器台」。
  • 線香差し・・・お線香を入れておく器で別名「線香立て」。
  • 高杯(たかつき)・・・果物やお菓子などをのせる高脚の器で別名「高月」「供物台」。

この他に「段盛」「常花」「マッチ消し」「過去帳」「過去帳見台」「前机」「経机」「数珠」「木魚」などがあります。

仏具のフリー素材

特別な日の供養に使う仏具

法事や命日など、特別な日に使う仏具には以下のような種類があります。

  1. 霊供膳(れいぐぜん)・・・別名「仏膳」
  2. 焼香盆・・・香炉を置いて焼香するためのお盆のこと。立って焼香するための脚付きのものと座ったまま回して焼香するお盆タイプのものがあります。
  3. 長手盆・・・法事やお葬式などでお坊さんにお布施を渡す際に使うお盆のことで別名「切手盆」。

仏具の価値・相場

次に仏具は買取ってもらえるのか、買取可能であればいくらぐらいなのか、平均相場と価値について見ていきましょう。まずは、買取できない仏具について。

昭和時代の仏具は買取りNG

昭和時代の仏具は、どんなに高い値段で購入したものであっても、買取りや引き取りは難しくなります。基本的に、仏具そのものが頻繁に取引される品物ではないからです。
ただし、モノによっては意外と高く買取ってもらえる可能性があります。では、どのような仏具なら高い値段で買い取ってもらえるのでしょうか。

純度の高い金の仏具なら高価買取り可能

金だけではなく銀やプラチナも含め、純度の高い貴金属でできた仏具であれば、高い値段で買い取ってもらえる可能性はあります。金であれば18金以上。その日の金相場によって値段も異なってきますが、例えば18金・500gのおりんが約200万円で売れた!というケースもあります。

また、金の場合、古い仏具や状態が悪い仏具であっても、基本的には価格が下がらないというのはお客様にとって嬉しいことではないでしょうか。

大正時代以前の燭台やおりんも買取対象

では、貴金属以外の仏具では、どんなものに価値があるのでしょうか。

昭和時代の仏具は、買取りも引き取りも難しいとお伝えしましたが、大正時代以前のものであれば、燭台やおりんは買取対象になります。また、銅鑼(どら)であれば手の込んだ「高岡銅器」のものであれば買い取ってもらえることもあります。

輪島塗りの燭台1組が10万円で売れることも

蒔絵の描かれた前机や経机も高額で売れる可能性がありますが、旧家の蔵などを片付けていて出てくるパターンで多いのが、輪島塗の仏具です。特に漆黒(しっこく)のものは高価買取りの可能性が高く、塗りの出来次第ではありますが、最上級のものだと燭台一組10万円近い値段で売れることもあります。

漆黒の仏具は、角金具の彫金が細かく、豪華なものほど高級とされていますので、当然、買取価格も期待できるのではないでしょうか。

中国人バイヤーは日本の仏具系銅器がお好き

稀に出てくるのが中国の民国期の景徳鎮製のものです。中国人のバイヤーは、日本の仏具系の銅器が好きな方も多いので、結構、良い買取査定が出来ます。唐物趣味のもので「堆朱(ついしゅ)」といって、漆を何層にも重ねてレリーフ状に絵柄をつけた仏具なども、状態にはよりますが買取可能です。

仏具のフリー素材

本格の寺院で実際に使われていた仏具なら市場価値も高い

寺院の仏具はアイテム数が多く、一般家庭では使わない華鬘(けまん)、馨(けい)、華籠(けこ)、雲版など名前からでは何だか分からないようなものまで、大きさや素材など多種多様あります。特に本格の寺院で実際に使われていた仏具は、絢爛豪華で特別な技法で作られていますので市場価値も高くなります。

ただし、買い手のタイミングや都合もあり、いつでもどこでもすぐに売れるといった性質の仏具ではないため、一概に相場いくら、とは申し上げづらいアイテムではあります。

買取可能かの判断はプロにお任せを!

仏具や仏壇周りのものを片付ける際、仏壇の引き出しにご先祖さまやご親族の書簡や写真、ご遺品などが仕舞われていて、結局は不動産屋や産廃業者に任せて全部処分してしまったという方も少なくありません。

出張買取に伺うとよくあるパターンです。

ただ、皆さまにとって大切だったものであればあるほど、活かせるものなら生かしていきたいと思っています。残念ながら、仏具だけでは買取りできないものがほとんどですが、仏像や木彫仏、書画や掛軸など仏具以外の品物とご一緒であれば、少しでも高く買取らさせていただきます。

先ほどの本格の寺院で使われていた仏具などは、画像と情報をいただければ極力調査は致しますので、まずはお問合せください。

>>買取品目はコチラから
>>無料査定のご依頼・お問い合わせはコチラから

※買取不可の仏具の処分方法についてはコチラをご参考にしてみてください。
>>「仏具は供養しなくてOK!3つの処分方法と流れ